1学年下に入学し、2年後に飛び級。
臨機応変なシステムで問題なく学校に馴染めました

来豪時期:2006年7月
お子さんの現在の学年:小学校6年生(長女)、小学校3年生(長男)
小学校:Lloyd Primary School(公立小学校)

ご主人のオーストラリア赴任で来豪した当時、お子さんは小学校1年生と幼稚園。上のお子さんは1つ下の学年に入学し、2年後に2年生から4年生に飛び級した。

楽しみながら、できる範囲でPTA活動をしています

Q:渡豪の理由を教えてください。

A:主人の赴任の為。

Q:オーストラリア到着時のお子様の英語力はどれくらいでしたか?

A:こちらに来たときは全く話せませんでしたが、今では全く問題ありません。日々、子どもの英語力の伸びは実感しています。むしろ、日本語維持のほうが大変です。

Q:オーストラリアでは、子どもの成長に合わせて柔軟に学年を変えられるそうですね。

A:子どもの通う学校は1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生とクラスが一緒だということもあり、先生と相談して、ひとつ下の学年からのスタートにしました。2年後に飛び級しましたが、まったく問題なく馴染めました。このような例がこちらで当たり前なのかどうかはわかりませんが、おそらく学校次第だと思います。

Q:そのようなシステムについて、どう思われますか?

A:私自身は、とても良かったと思います。子どもは学校の友達にも恵まれ、友達から学ぶこともたくさんあり、1学年下げていることに対しては誰の目も気にせず、むしろ助けられたことの方が多かったです。語学力や学力は個人の成長に合わせて向上していくものなので、こういうシステムはあってもいいのではないのでしょうか。

Q:現地の小学校に馴染むのに、どれくらい時間を要しましたか?

A:わりと早く友達ができたので、1〜2ヶ月には馴染んでいました。

Q:現地の学校に通うようになって、お子様の様子は変化しましたか?

A:毎日が楽しいようです。私に「友達の前では、日本語をなるべく使わないでほしい」と言うようになりました。友達に不安に感じてほしくないそうです。最初の頃、自分も英語が理解できずに不安だったのでしょう。

Q:小学校では、お子様の英語力のサポートや、授業の補修などがありますか?

A:特にESLなどはありませんが、先生たちがとても穏やかで、子どもに不安を与えないようにしてくれたと思います。公文塾が家の近くにあるので、そこへ英語を習いに通わせました。

Q:生徒に対する先生の接し方や、先生と保護者の関係はいかがですか?

A:先生と生徒、先生(校長先生も含めて)と保護者との関係は、とても身近なものに感じます。

Q:お母様はどのような苦労がありましたか?

A:幸い、私自身の英語力を除いては、特に苦労は感じませんでした。子どもの友達を通じて、お母さん友達もでき、たくさん情報をもらったり、学校のお手伝いをしたりしています。

Q:日本の小学校との違いを感じるところはありますか?

A:公立と私立ではかなり事情が異なりますが、子どもたちが通っている学校に関して言うと、ゆとり教育ながらも締めるところと緩めるところのバランスが上手にできています。学校行事がたくさんあり、面白いものでは、父の日の朝食に、子どもとお父さんが学校で一緒にパンケーキを食べたり、母の日に学校が用意したプレゼントを子どもがおこづかいで買ったりします。また、こちらでは、保護者が学校の活動にとても協力的で、できる人が率先して協力しています。私もできる範囲で参加しています。保護者による寄付金集め(バザーなど)がよく行われますが、不満の声はあがりません。全てにおいて楽しみながらの活動で、その点が日本との違いだと思います。学芸会が夜7時から行われるのですが、休憩時間には保護者がワインを飲んだりします。異文化を知る、とてもいい機会が持てました。

Q:オーストラリアから見て、日本の小学校教育についてどう思いますか?

A:カリキュラムをきちんとこなす点ではしっかりと守られていますが、子どもが自分自身で行動できるようになれるか、という点ではどうなのかなと思います。

Q:メルボルンの街はいかがですか?

A:自然がたくさんあってほどよく都会。移民が多く、外国人を受け入れる姿勢ができているように思います。

Q:小学校留学を検討されている方に、アドバイスをお願いします。

A:異文化を知るのと同時に、日本を改めて知るとてもいい機会だと思います。